七宝焼は、どういうものがご存知でしょうか。七宝焼は、銅板をハンマーで叩いて形を整え、その上に色ガラスの粉末をデザインに基づいて調整し、電気炉に入れて焼成、そして彩色を見ながら数回焼成を繰り返して完成させるものです。七宝焼は、尾張國海東郡は尾張藩士の梶家の次男常吉が、天保三年(1832年)、江戸幕府の命により、オランダから入ってきた七宝皿を基にして、失敗を重ねながらも研究の末、その製法を確立したのが始まりと言われています。

当時、製法は門外不出でしたが、海東郡遠島村の行商人である林庄五郎が懇願の末、ようやく梶常吉から製法の伝授が許されて幼少の頃から美術的素質があった塚本貝助に七宝制作の協力を求めたそうです。塚本貝助は繊細な美術絵が施こされた独自の技法を考案し、人々の生計に役立てようと、広く村人に技術を伝えたことから同所での七宝焼生産が盛んになったということです。

七宝焼と言いますと、まず最初にイメージしたのがスーパーカーフェラーリの七宝焼エンブレムという方も多いのではないでしょうか。七宝焼につきましては、ほとんど知らないという方が多いのではないでしょうか。七宝焼には、いろいろな技法があるようです。その基本的な技法を工程順に紹介しておきましょう。最初に、七宝焼専用の絵の具を洗います。七宝焼専用の絵の具は、粉末状になっています。それをお米をとぐ要領で洗います。

水が汚れましたら水を捨てます。これを3、4回繰り返しましたら粉末状の絵の具がひたひたになるくらいの水を入れます。七宝焼には、愛おしいほど可憐で鮮やかな花々が施されています。この奥ゆかしくもエレガントな優美さは、決して一般的なジュエリーには表現できない存在感があります。優れた技術ですから、一見の価値はあります。さらに、七宝焼と天然石の間に繊細な細工を施した真鍮のパーツが配され、ノスタルジックなアジアンムードがかもし出されています。


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